STEINS;GATE

〜 世界線は収束する 〜

出典:版元ドットコム

作品 STEINS;GATE(第1期)<全25話>
シュタインズ・ゲート ゼロ(第2期)<全23話>
劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ(映画)
呼び方 シュタゲ
制作会社 WHITE FOX
原作 アドベンチャーゲーム『STEINS;GATE』
あらすじ
 舞台は2010年夏の秋葉原。大学生の岡部倫太郎(おかべ りんたろう)は「未来ガジェット研究所」という発明サークルを立ち上げ、そこで研究所メンバー(ラボメン)の橋田至(はしだ いたる)と椎名まゆり(しいな まゆり)とともにヘンテコな発明をする日々を送っていた。 そんなある日、とあるきっかけで出会った天才少女・牧瀬紅莉栖(まきせ くりす)とともに岡部たちは過去にタイムリープできるマシンを完成させる。マシンを使い興味本意で過去への干渉を繰り返す岡部だったが、過去改変による効果、そして岡部たちが時間移動の秘密を握っていることから、物語は思わぬ方向へ動き出す...。
コメント
 SFアニメ史上最高傑作とも言われることのある本作品は、繰り広げられる怒涛のストーリー展開が魅力です。タイムリープやタイムスリップ、バタフライエフェクトや世界線移動など、時間移動に関する要素がふんだんに盛り込まれており、ストーリーが進むのに従って出来事の規模が大きくなっていく展開は目が離せません。 また、登場人物たちの葛藤や心情変化なども注目ポイントで、SFチックな物語展開と同時に進行するヒューマンストーリーにきっとあなたも心動かされるでしょう。ここで、観る際の注意点ですが、必ず12話まで視聴するようにしてください。大きく話が動き出すのがこの12話なので、ここまで退屈に感じても決して観るのをやめないでください!
エル・プサイ・コングルゥ
 「STEINS;GATE」いかがでしたでしょうか?第1話の伏線がラストで回収される展開は衝撃的だったのではないかと思います。本作品は語りたいことがたくさんありますが、サイト制作者としては、やはり岡部の心情変化がこのアニメで特に印象的に感じました。 当初は中二病から抜け出せず周囲にも明るく振る舞っていた岡部でしたが、まゆりの死を受け周囲への振る舞い方が一変してしまいます。そして、まゆりを救うことができても、今度は紅莉栖が死んでしまうことを知ります。目の前で大切なまゆりを失う瞬間を何度も見た岡部にとって、紅莉栖の死はその絶望を思い出させるもので、ましてや自分が殺害してしまったとなれば諦めるのには十分でした。 しかし、まゆりからのビンタと叱咤、未来の自分からのメッセージによって岡部は立ち直り、狂気のマッドサイエンティスト「鳳凰院凶真」が復活。まゆりも紅莉栖も救う道へと進むことを決心します。この鳳凰院凶真復活のシーンは胸熱な展開でしたね。 最終的には、自身の血液を使って紅莉栖の死を偽造し、観測者である過去の岡部倫太郎を騙すことに成功、第三次世界大戦を未然に防ぐことにも成功します。まさに怒涛のラストシーンで、ここまで完璧な伏線回収は他にないと言わせるほど完成されたラストでした。
 ちなみに23話のβ版(岡部が紅莉栖救出を諦めた世界線)は第2期シュタインズゲート・ゼロにつながる物語なので、気になる方はぜひ視聴してみてください!