エル・プサイ・コングルゥ
「STEINS;GATE」いかがでしたでしょうか?第1話の伏線がラストで回収される展開は衝撃的だったのではないかと思います。本作品は語りたいことがたくさんありますが、サイト制作者としては、やはり岡部の心情変化がこのアニメで特に印象的に感じました。
当初は中二病から抜け出せず周囲にも明るく振る舞っていた岡部でしたが、まゆりの死を受け周囲への振る舞い方が一変してしまいます。そして、まゆりを救うことができても、今度は紅莉栖が死んでしまうことを知ります。目の前で大切なまゆりを失う瞬間を何度も見た岡部にとって、紅莉栖の死はその絶望を思い出させるもので、ましてや自分が殺害してしまったとなれば諦めるのには十分でした。
しかし、まゆりからのビンタと叱咤、未来の自分からのメッセージによって岡部は立ち直り、狂気のマッドサイエンティスト「鳳凰院凶真」が復活。まゆりも紅莉栖も救う道へと進むことを決心します。この鳳凰院凶真復活のシーンは胸熱な展開でしたね。
最終的には、自身の血液を使って紅莉栖の死を偽造し、観測者である過去の岡部倫太郎を騙すことに成功、第三次世界大戦を未然に防ぐことにも成功します。まさに怒涛のラストシーンで、ここまで完璧な伏線回収は他にないと言わせるほど完成されたラストでした。
ちなみに23話のβ版(岡部が紅莉栖救出を諦めた世界線)は第2期シュタインズゲート・ゼロにつながる物語なので、気になる方はぜひ視聴してみてください!