1 季節・自分に合った寝具の使用
寝具を選ぶ際は、枕は頭の形に合う高すぎず低すぎないもの、布団は保温性・吸湿性・放湿性に優れたものを選ぶのが良いとされています。
2 温度・湿度の調節
睡眠に良い室内の温度は、夏は約25~26℃、冬は約22~23℃だと日本睡眠研究所によって発表されていて、湿度は年中50~60%が適切とされています。夏はエアコンの冷房や除湿、冬は加湿器を使った調節が欠かせません。濡れタオルを干すことも加湿につながります。
3 就寝時の静けさ
WHOによると、図書館のような静けさである40デシベルを超える音は、寝つきを悪くさせ、中途覚醒も起きやすくなるとされています。音の出る家電等には特に注意が必要です。
4 明るさのメリハリ
就寝前に強い光を浴び続けると、睡眠に誘う作用をもつメラトニンというホルモンの分泌が抑えられてしまうため、就寝前1時間は照明を暗めに調節すると良いです。就寝時は真っ暗にするのが理想です。反対に、朝はメラトニンの分泌が抑えられて覚醒が進むため、カーテンを開け明るい光を浴びるようにしましょう。