コーヒーにまつわる疑問を解消!Q&A

このページではコーヒーにまつわる疑問をQ&A方式で解消します。

カフェラテとカフェオレって何が違うの?

A. カフェオレとカフェラテは、語源がフランス語かイタリア語かという違いがあります。

 どちらも直訳すると「ミルク入りコーヒー」ですが、カフェオレはコーヒーにドリップコーヒーを用い、 カフェラテはエスプレッソを用います。


ドリップコーヒーとエスプレッソコーヒーの違いは?

A.ドリップコーヒーとエスプレッソコーヒーは抽出方法や味わいに大きな違いがあります。

 ドリップコーヒーは、挽いた豆にお湯を少しずつ通して、お湯自体の重さのみを圧力としてフィルターを自然透過させて豆の成分を抽出させます。 一方、エスプレッソは、マシン内のポンプで強制的に圧力をかけて、短時間で一気に抽出させます。人の手では高圧は作り出せないので、必ずエスプレッソマシンを使います。
  またドリップコーヒーは抽出するため相応の時間が必要な分、深みのあるコーヒーを味わうことができます。エスプレッソはできあがりの濃い見た目から「苦そう」と思われがちですが、抽出に時間をかけないためコーヒーの雑味は出てきません。コーヒーの旨みが引き出され、酸味や苦味のバランスが良いコク深い味が楽しめます。


コーヒーが生まれたのはどこの国?

A.エチオピアを発祥の国とする説が有名です。 

 カルディの伝説が有名です。そう、あの有名コーヒーショップとゆかりのあるお話です。気になった方は調べてみてくださいね。


コーヒー世界三大銘柄って?

A.タンザニア産キリマンジャロ、ジャマイカ産ブルーマウンテン、ハワイ産コナ の3つです。

キリマンジャロの味わいとしては強い酸味がありながら甘い香りやコクがあるというのが大きな特徴です。
ブルーマウンテンは香りが非常に高く、甘みと苦味の調和がバランスよく取れているのが特徴です。
コナは苦味が少なく、甘い香りや柔らかな酸味があり、ハワイらしいトロピカルな香りが大きな特徴で、すっきりと飲む事が出来るコーヒーです。
世界でも人気の高い三銘柄、ぜひお試しあれ。


コーヒーを飲むと眠れなくなるのはどうして?

A.皆さんお馴染みカフェインの作用です。

 

本来、眠気を誘発する物質アデノシンが脳内の受容体と合体することで私たちは眠気を覚えます。しかし、カフェインがアデノシンと受容体との合体を阻害するため、私たちは眠気を感じにくくなるのです。
夕方から夜にかけてコーヒーを飲むことはあまりお勧めできないですね。


子供の頃にコーヒーを飲むと背が伸びない?

A.迷信です。 

 前述したカフェインの覚醒作用によって、コーヒーを飲んだ子供が寝ない→寝る子は育つ→寝ない子は育ちにくい→コーヒーを飲むと背が伸びない。のような形で迷信が広まってしまったようです。睡眠中には成長ホルモンが分泌されるので、あながち間違いではないように感じてしまいますが、時間を考えれば誰でも美味しくコーヒーを飲むことができるのです。


缶コーヒーは日本発って本当?

A.本当です。 

 UCC上島珈琲株式会社創業者、上島忠雄(うえしま ただお)によって発案されました。


コーヒーの酸味って何のこと?

A.コーヒーは元々果実。果実由来のフルーティーさの表現です。

 コーヒー豆の見た目からは想像しにくいですが、コーヒーは元々果物。コーヒー豆はコーヒーチェリーと呼ばれる赤い果実の種の部分なのです。コーヒーの「酸味」とは、このフルーツ時代のフレッシュな味わいを表す言葉なのです。ちなみに酸味の度合いは焙煎の度合いによって異なり、一般的に深く煎るほど酸味は弱くなり代わりに苦みやコクが増します。


深煎り?浅煎り?なんのこと?

A.コーヒーの生豆がコーヒーになるために必要な作業「焙煎」の度合いのこと!

 コーヒー豆は元から茶色なわけではありません。加熱作業「焙煎」によるもの。なんと驚きの8段階(浅い物から1、ライトロースト(Light roast) 2、シナモンロースト(Cinnamon roast) 3、ミディアムロースト(Medium roast) 4、ハイロースト(High roast) 5、シティロースト(City roast) 6、フルシティロースト(Fullcity roast) 7、フレンチロースト(French roast) 8、イタリアンロースト(Italian roast))にわけられ、その度合いによってコーヒーの味が大きく変わります。通な人は自宅で焙煎して好みの豆に育てるらしいですよ。