①「英語プログラム(General English)について(授業の質、レベル、人数、学習成果、感想など)」
クラス内の人数は大体20人多い時で25人でした。
コロナが以前より落ち着いたためかクラス数は多かったです。
私は途中で先生からレベルアップテストを受けるよう勧められ、intermediateからupper intermediateへ上がりました。全体的に中国人、韓国人、台湾人などアジア系の人が多い印象でした。(スペインやイタリアなどヨーロッパ系やコスタリカ、メキシコなど中南米の人もいました。)授業はテキストの分野ごとに沿って進み4技能がバランス良く学べるようになっていました。週末には文法の確認テストがありました。クラスの入れ替えは2、3週間の頻度でおこなわれ、時期によっては日本人しかいない時もありましたが、先生が会話を重視していたので、話す機会は多かったです。そのため以前より英語を話せるようになりました。またwritingの宿題が毎週末あり毎回添削されたのはありがたかったです。学習意欲の高い人が多く、クラスの雰囲気も日本とは異なり答えがわかったらどんどん発言していくスタイルでした。
②インターンシップについて(研修の概要、研修先の雰囲気、研修成果など)
・研修先機関名 〔 Memorial Card Services 〕
・研修先のHPのURL 〔 https://memorialcardservices.ie/ 〕
・業 種 〔 印刷会社 〕
・配属先部署名 〔 print assistant 〕
・研修期間 〔2022 年 12月 5日 ~ 2022 年 2月 10日〕
・主な担当業務とその内容(※担当した業務ごとに2~3種類程度記入すること)
① 会計 電卓で売上の合計を計算する、月毎に領収書のファイリング
② 印刷 パソコンに必要事項を記入し、印刷する
③ 雑用 宛先や住所を記入する、商品をラッピングする、清掃など
・職場の雰囲気
兄弟で和気藹々と家族経営しているアットホームな職場でした。そのため会話する機会が多くすぐに仲良くなることが出来ました。兄弟二人とも個性的でユーモラスな方でした。
・特に苦労したこと、研修を通じてどう成長できたか、実感できる成果、感想など
Irish特有の訛りが強かったので、聞き取るのに苦労しましたが、仕事はできるようになるまで繰り返し教えてくださったので困りませんでした。留学する前に簿記を学んでいたので、会計で実際の知識が役立ちました。社長にはホームページのグーグルのアナティックスを見せていただきデジタル面で客に見つけてもらうために工夫していることなど個人的に興味関心があったことに、またアイルランドの歴史や移民、はたまたおすすめの観光地やパブなど仕事以外についてもいろいろと教えてくださりました。研修を通じてアイルランドがより一層好きになりました。
・今後同じインターンシップ先で働く後輩へのアドバイス(※個人名等は記載しないこと)
積極的に自分から話しかけることで「これもやってみる?」と新しい仕事に挑戦する機会がいただけます。私はタイピングが得意だったので、そのことを伝え文章の書き写しなどの仕事を任せてもらいました。
・インターンシップ先でのある1日のスケジュール
9:00 – 9:30 メールチェック、ミーティング
9:30 – 13:00 印刷(注文受付、印刷、ラッピングなど)
13:00 – 14:00 ランチ、お昼休み
14:00 – 16:00 印刷(注文受付、デザイン、会計処理など)
16:00 退社
③「ホームステイについて(ホームステイ先の環境、良かった点、困った点など)」
暖房が効いていて冬場の寒さには困りませんでした。ホームマザーが夕飯を作り置きしてくださったので好きな時間に食べることが出来ました。また勉強机もあったので、家で課題が出来ました。ハロウィンになるとお化けやかぼちゃの装飾が飾られ、クリスマスになると大きなクリスマスツリーが出され屋根がライトアップされ、いかにも海外な感じでした。ホームマザーが綺麗好きだったためとても居心地が良かったです。シャワーの水の温度調節が難しく水圧もあまり強くなかった点だけが残念でした。
④「アイルランド、ダブリンについて
(アイルランドの印象、街の雰囲気、安全面で気を付けるべきこと、お気に入りの場所など)」
アイルランドの方はとても気さくでフレンドリーです。そのため話しかけやすく英語学習者にとってはもってこいな場所だと感じました。また自然が豊かなのでのびのびと学習することができます。街は小さいが、出会いの機会は多く世代、人種問わずいろんな人と交流することが出来ます。治安はそこまで悪くなかったです。綺麗な湖があってハイキングできるグレンダロッホが僕のお気に入りの場所です。
⑤「携帯電話の利用について(日本から持参 or 現地で購入、料金など)」
現地でSIMカードを購入しました。月額15ユーロ、データー1GBのThree(携帯会社)がおすすめです。ヨーロッパなら大体対応していましたので旅先でも使えます。
⑥「派遣期間中の気候および服装について」
日本の気温と比較的似ているように感じました。冬は風が強く、日が暮れるのも早いため夜はものすごく寒いです。雪は滅多に降らないとのことでしたが一度だけ降りました。ヒートテックを中にダウンをきて過ごしていました。1月から2月は雪が降らなくても足場が凍って滑りやすいのでブーツを履いていました。
⑦「日本から持参して役に立った物、または、持って行けばよかったと思う物」
アイルランドの天気は移り変わりが激しく急な雨も日常茶飯事です。慣れないうちは体調を崩しやすいので、風邪薬は多めに持参した方が良いと思います。私は持参した風邪薬を全て使いました。また栄養不足になりやすいと感じたのでビタミンCの錠剤を現地で購入しました。日本食が恋しくなるのでお味噌汁のインスタントはおすすめです。アイルランドにユニクロはないのでヒートテックは持参した方がいいと思います。
⑧「出願に必要な派遣基準(英語スコア)を達成するために行った対策、おすすめの勉強方法」
自習用に参考書の本を購入し勉強しました。また、IELTS対策の講義が大学にあったので履修しました。父が英新聞を購読していたので、毎日気になった記事を少しずつ読んでいました。
⑨「自身が考える留学の成果(留学前後で「ここが変わった」、「成長できた」、と実感する点)」
留学中は何事も自分から行動しないと始まりません。そのため以前より積極的になり行動力が上がりました。分からないことだらけで、人に聞いた方が良かった場合が多かったので赤の他人に話しかけるのに躊躇しなくなりました。いろんな人と交流する中で次第に「伝えたい」という思いが「恥かしさ」を上回って、下手ながらも一生懸命英語を話そうとしました。また、週末になるといろんなとこに出かけていたので、以前よりアウトドアになったと思います。
⑩「将来、中長期の留学を考えている方へのメッセージ、アドバイス」
特に何か専門的に学びたいことはないけれど、現状に漠然と満足していない方にこそおすすめです。海外で暮らすことに不安があるかと思いますが、思い切って一歩前へ進んで欲しいです。